セルコグループは、全国のスーパーマーケットを様々な角度から支援するボランタリーチェーンです。

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理事長コラム

理事長コラム

年間で最大のイベント月間を迎え、今一度商品の見直しをしていただきたい

 全国の加盟企業の皆様、いよいよ冬本番、クリスマス、年末年始と、年間で最大イベントの季節がやってきました。SMとして最大の腕の見せ所です。
 昨今、アマゾンなどネット通販が衣料品、生活関連品などを中心に伸び、20兆円を超える市場規模と言われています。しかし、食品は2〜3%くらいのシェアで低い。それは生鮮食品がネット販売に乗りにくい商品だからだと思います。我々が扱う食べ物は、日々の天候、生産状況、漁獲状況などで材料が変化し、さらにはエリア、時期で料理が違ってきます。
 従って、ネット時代に、我々SMが生き残る絶対条件は生鮮の強化だと思います。お店の近くに居住されている人たちへの食生活の提案で求められ、喜ばれるのはやはり生鮮食品です。買い物の中で生鮮が決まれば調味料などに繋がります。年末年始に向け最大のイベントが続く中、もう一度商品の見直しをして頂きたいと思います。
 今の時代のトレンドからみて今のおせちはそれでいいのか。
量と期間が昔と今とではかなり差が出てきているのではないでしょうか。おせちだけでなく、ハレの日のお肉、お刺身、お寿司等々について、品質、売価、売場づくり等々で予約制度の見直しなども含め、よくできた商品づくり、販売を行って行きたい。
 少子高齢化時代に入り、1世帯当たり人口が少なくなり、1人〜2人世帯が62%になっています。それで、今販売しているロット、1点当たりの販売量を、かなり少量ロットに見直すべきでではないでしょうか。関東城西セルコの10月勉強会においては、単品少量が議題になり、かなりの加盟企業様が再確認されました。基礎調味料の味噌、醤油、砂糖、ソース等々、エリアによっては非常に少なくなっています。
 1〜2人世帯では料理は作れないのでなく、作らない家庭が増えています。それで全国的に惣菜が伸びていて、少量単品を揃えるコンビニが好調なのではないでしょうか。我々も一生懸命に販売していますが、小家族が増えている状況を鑑みて、品揃えと単品当りの量目をもう一度見直した方がよろしいのではないでしょうか。
 先日、せんどうさんの創業50周年記念式典に招待頂き、大変勇気づけられ元気づけられました。せんどうさんは年商430億円超になり、1店当り売上も業界で高い水準にあり、地域の生活者に対し高い貢献をされています。千葉のローカルスーパーとして、全員が一つの目標に力を合わせてベクトルを合わせて頑張られ、これだけ立派な会社になられた。今後もせんどうさんには早く500〜600億円と成長して頂きセルコチェーンの基幹企業として全国の加盟企業様に勇気と希望を与えて頂きたい。と同時に、会社並びに従業員の皆さんの家族も健康で成長されますようセルコ本部としても祈念するところです。
 平成は来年で終わりますが、来年は、明治元年から数えて151年、大正107年、昭和93年にあたり、平成は31年になります。倒幕して新政府ができてたったの150年で近代化が進み、日本という国が様変わりしました。特に1995年にウインドウズ95が出てデジタル革命が起こり、その後、楽天、グーグル、アマゾンなどが出て、本当に時代の変化が速く進みました。今後もキャッシュレス化が進み、スマホ1台にコンピュータの機能がすべて入り、生活の中心基盤になるのではないでしょうか。この150年間で本当に大きな変化がありました。
 来年は5月1日から新しい年号の時代が始まります。「元年」が万人に来ます。これを「スタートの年」と捉えて、大志を抱いて、より充実した会社、人生にして、素晴らしい1年にして頂きたいと思います。


出典元(2018年12月号セルコレポート メッセージボードより抜粋)