セルコグループは、全国のスーパーマーケットを様々な角度から支援するボランタリーチェーンです。

トップページグループ案内会員一覧教育活動商品活動情報システム物流支援加入のご案内
理事長コラム

理事長コラム

平成最後の年末。来年につながる仕事をしましょう

 セルコメンバー社の皆様、今年も奮闘努力され、成果のあった年だと思います。今年も残すところ2か月弱になりました。年末年始の販売計画は当然、進んでいると思いますが、加盟企業様の会社並びにお店、営業担当の方はお客様の生活動向を時系列で見ながらより一層充実した販売計画を作って頂きたいと思います。
 それぞれの会社全体の方針をベースにしながら、過去2〜3年のPOSデータ、業績、それに今年の年末年始の天気予想、それぞれの地域の経済環境並びに競合店環境を紙して策定して頂きたいと思います。
さらにきめ細かい販売計画を
 
 さらには、あらあらできているメンバー企業さんもあるとは思いますが、1店舗1店舗のきめ細かい販売計画もしくは部門ごとの販売計画ををもう一度検討して、より深いマーチャンダイジング、商品計画、販売計画にして頂きたいと感じている次第です。
 なぜならば、昨今例を見ないお客様(消費者)の購買行動の極端な変化があるからです。
 消費者の生活の多様化、個人化などで様々なお客様ニーズがあり、それに対応するEC、ネット販売などが毎年、高いレベルの2ケタ成長をしています。酒類、魚介類、肉類、加工食品などでも、かなりネット通販などが伸びています。
 要するに市場外、店舗外流通がかなり進んでいるようです。10月11日に世界最大の生鮮卸売市場として豊洲市場が開場しました。築地の売上はピーク時の半分になっていました。しかし人口は半分になっていません。消費にしても多少減っているとしても半分までは減っていません。裏を返せば農産物、海産物の市場外流通がかなり増えていることを示してます。
 社会の仕組みが変わってネット社会化、物流の合理化、温度帯物流の増等々、ここ20〜30年で我々を取り巻く経済環境は大きく変わってきています。その実態を各加盟企業のトップ並びに経営幹部はよく確認して頂きたいと思います。
 お客様の購買行動は社会の変化に伴って変化してきました。従って、我々は国民消費者の購買代理業なのだと再確認する必要が有ります。もう一度買う立場、食べる立場で販売商品の見直し、販売方法の見直し、決済・精算の見直し、等々トータルで見直しを行って、それぞれの地域、男女別、年齢別にできる限りきめ細かい商品政策の確認と推進をお願いしたいと思います。
五感に訴えてリアル店舗を活かそう

 但し、無理な販売計画は立てない。身の丈にあった販売計画、ニーズに見合った提案と提供しましょう。我々の持つリアル店舗の良さを五感に訴えましょう。画像ではない商品を見てもらうことで視覚に訴える。鮮度感というのは90%は目で見て得ます。商品情報もしっかりお客様の耳に伝える。商品のにおいをかいでもらう。そして商品と触れ合ってもらう。味覚、嗅覚、聴覚、視覚、触覚をお客様は一番求めています。その五感に訴えましょう。
 これから寒くなる中一生懸命働いてエリアの生活者のため、そして家族従業員のために年末年始は無駄のないしっかりした営業を行って頂きたいと思います。

出典元(2018年11月号セルコレポート メッセージボードより抜粋)