セルコグループは、全国のスーパーマーケットを様々な角度から支援するボランタリーチェーンです。

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理事長コラム

理事長コラム

今年も地域密着、生鮮強化、IT、心通う接客をキーワードに

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は9月末でコロナの非常事態宣言が解除され、基本的には良い商売ができたのではないかと推察しています。今年は、オミクロン株など変異株が続いており、それなりの注意をしながら生活を続け、日常が戻ってくるのではないかと思います。
 このコロナ禍の2年間で世の中は大きく変わり、Eコマースが少しずつ伸びてきたり、あるいはクイックコマース、いわゆる1時間以内にデリバリーするサービスが台頭してきています。

未来は予測するものではなく、創り出すもの
 このように常に新しいものが生まれています。
 でも、未来は予測するものではなくて、未来は創り出すものである、と言われています。私たちもそれぞれ自分達の未来は予測するのではなくて創り出すのだという考え方に立っていただければ良いと思います。
 今年もセルコ加盟各社様におかれましては、地域密着という言葉をどのように解釈して実現していくか、それぞれの企業様のやり方があると思いますが、まず、これが基本になります。
 次は生鮮強化。これも地域密着というキーワードの中で、地域の生活にあった形での生鮮の提供。大型スーパーはセンターパックにして配送するということになっています。私たちセルコ加盟社は一部でそうしたセンター供給を行っているご企業様もありますが、多くの企業様は現場で製造されており、仕入れも市場から直接仕入れるという形をとっています。今年、あるいは将来においても生鮮を武器とする考え方で進められたらいいのではないかと思います。
 3番目はDXですが、ITをどう捉えていくのか。スーパーマーケットにおいて、ITはどちらかといえば、バックヤードの効率化に使っていただいて、接客は対面で心を通い合わせることが一番重要になるでしょう。
 そうしたキーワードを並べながら自分達は何をするのか、どういう未来を作っていくのか、と考えていただければ今年も順調に伸びていくのではないかと思います。

加盟社の先行事例を参考に
 また、世の中で大きく変わっていくことはSDGsに代表されるサステナビリティです。自動車もガソリンエンジンから電気エンジンに、という流れになってきています。スーパーが取り入れていかないといけないことでは、まずは節電、省エネルギーです。すでに皆様方には十分に実施されていると思いますが、是非進んでいる企業のノウハウを他企業様に水平展開して導入し省エネ化を進めていただきたいと思います。
 サステナブルというのは持続可能性という意味ですが、まずはリサイクル、プラスティック削減、食品ロス削減などがテーマになります。こうしたことも先行されている企業様があると思います。


リサイクルしやすい白色トレーに
 エコスでは、リサイクルしやすいように白色トレーを精肉売場、鮮魚売場で段階的に導入しています。こうした事例を見て、どこまで白色トレーにしたらいいのかとか、トレーレスにできるものはどういう商品なのかとか、先進企業様でやられていることを学んでいただければ良いでしょう。
 そうした事例の紹介はセルコ本部でもセルコレポートなどを通じて十分に行っていきたいと思います。それも活用していただきたい。また、セルコ本部にも直接コンタクトしていただければ更に詳しい情報が得られます。
 平富郎エコス会長が「財産はそれぞれ別だが、ノウハウは共有しよう」とよく言われ、セルコでも指導してこられています。私も去年から理事長になりましたが、当然、その精神はしっかりと引き継いでいきたいと考えています。ですからノウハウの共有という意味でセルコを利用して頂ければありがたいと思っています。
 昨年から、外国人技能実習生の監理団体となっていて、加盟企業様に技能実習生の受け入れ、紹介できる機能を有していますのでご活用いただきたい。コロナで海外から入れないという状況が続いていますが、今年後半からは入国が進むのではないかと見ています。実際、日本に来たいという人たちが数十万人いらっしゃるようで、その人たちの受け入れは逐次対応で進むことになると思います。従って、スーパーマーケット業界に人が回ってくるには半年くらいはかかるのではないでしょうか。

教育はリアルとオンラインで再開
 また、滞っていた教育研修も今年からスタートする計画でいます。今年は対面で1泊2日を2回、オプションとしてオンラインで2回程度で考えています。ただ、オンラインは長時間というのは難しい面があり、最大3時間を限度での開催も検討しています。店長研修をオンラインでやっていると、「店長、今ちょっと」と呼び出されることがあったりで長時間の参加が難しいという問題があります。それでオンラインというのは1回最大3時間程度が適当と思われます。その辺を考慮してプログラムを組もうと考えています。

販促は空中戦、地上戦に加えサイバー戦に
 我々スーパーマーケットにもネットはすごく浸透してきています。メーカーさんも販促手法としてこれまでは空中戦のテレビ宣伝と、地上戦といわれる営業マンの方がスーパーに来られて色々説明して頂き我々がお客さんに売り込んでいくという流れでした。今ではこれにネットが加わってサイバー戦と言われるようになっています。
 空中戦、地上戦、サイバー戦の3形態の販促になってきています。皆様もサイバー戦に目を向けられてネットでどのような情報が流されているのか、また、お客様がどのような情報をネットで取ってきいるのか、我々は販売するためにどのような情報を取らないといけないのか、こうしたことも視野に入れて商品の売込み等を計画なさると良いでしょう。
 販促は大きく変わってきています。新聞を取らない人が増えているのでチラシは削減方向にあります。新聞折込にしなくても店頭にはおいておくとか、ホームページには掲載するとかしています。チラシはお客様が購買計画を立てる上でも便利に利用されていますし、スーパーの現場でもチラシによって販促が動いている企業もいらっしゃると思いますからすぐに廃止というよりは段階的に、新聞折込に入れることから店頭手配りに変え、ネット掲載にしていくことも検討されていいのではないかと思います。
 世の中は大きく変化していますが、地域密着、生鮮強化はぶれていけない。それにサービス。サービスはネットを使った効率的なサービスもありますが人と人の間でのサービスが欠かせないと考えています。
 皆様方のお役に立てるように今年も頑張っていきますのでよろしくお願い申し上げます。