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同じ価格ならば、エシカルなど社会貢献性の高い商品が好まれる
コロナの第7波が押し寄せています。8月のお盆商戦もそのピーク前後に迎えることになりそうで、お客様の家飲み、内食の傾向は続いていくと思われます。それで8月商戦は、第6波のピーク時に売れていたものを参考にし、お盆で売れるものとの組み合わせで考えると良いと思われます。ただ、コロナも3年目に入り、地方では帰省客も増えて来ると想定しての対策も必要ですが、戻って来るとは言ってもコロナ前の半分くらいになるかもしれず、その辺を勘案しての仕入と販売計画を立てることになります。
また、夏の暑い時期にはなるべく台所で長く火を使いたくないということから時短料理へのニーズは特に高まるとみられます。
お客様が商品を買う時の3原則
最近、私はよく、お客様が商品を買う時、どういう基準で判断されているのかということを考えています。
その第一番目は、同じ商品ならなるべく安く買いたいということ。
2番目は価格が同じで異なった種類のものがあるならば、価値が高いもの。価値というのは美味しいとか、栄養価が高いとか、無添加とか。同じ値段だったらそうした価値のあるものを買う。
3番目はいわゆるエシカル消費。これを買うことによって何らかの社会貢献ができるということで購買する。例えばサステナビリティに寄与できる、資源の破壊を防いでいるとか、原産地の人たちの生活が多少良くなるとか、という社会貢献性が好まれると思う。
7月には大手の問屋さんが展示会を行っていましたが、それをみると、サステナビリティに関する商品、あるいはサステナビリティを考えている商品、グリーンハーベストと言いますが、生産国の人たちが豊かになるような商品群が多く出てきていました。さらに海洋汚染を食い止めるため、パッケージをプラスチックから紙に替えるという商品も出てきてます。
スーパーマ−ケットの一番の使命はモノを安く売るということですが、それではレッドオーシャン化から逃れられないので、2番目、3番目の品質、価値が高く、社会貢献に繋がるような商品を販売していく。これから秋に向けてそうしたマーチャンダイジングの組み立てをされたら良いと思います。
冷凍食品で外食とのコラボ
冷凍食品でも高齢者向けに低カロリーの商品も出てきていました。面白いのはデニーズなど外食チェーンのメニューの冷凍食品も出てきています。以前は大阪王将くらいでしたが、お客様にとっても、おうちで時短を兼ねて美味しいものを食べたいという時にはこうした外食チェーンの冷食もいいかもしれない。外食もコロナ禍で客数が減りメーカーでの製造能力が余ってきているのでスーパーでも冷食として扱い易くなってきているのかもしれません。
お客様も買物の楽しさを味わいたいと思われているので、そうした商品の品揃えも考えながら主戦場でいかに戦うかだと思います。
このように商品の傾向がアフターコロナに向けて変化してきています。その変化をうまくとらえてチャンスとして商品の見直しを行うことが大切です。
また、電気料金の値上げは続くと思われるので、コスト面では電力の倹約、マンアワーのコントロールも継続的に行うことが大事と考えています。
また、夏の暑い時期にはなるべく台所で長く火を使いたくないということから時短料理へのニーズは特に高まるとみられます。
お客様が商品を買う時の3原則
最近、私はよく、お客様が商品を買う時、どういう基準で判断されているのかということを考えています。
その第一番目は、同じ商品ならなるべく安く買いたいということ。
2番目は価格が同じで異なった種類のものがあるならば、価値が高いもの。価値というのは美味しいとか、栄養価が高いとか、無添加とか。同じ値段だったらそうした価値のあるものを買う。
3番目はいわゆるエシカル消費。これを買うことによって何らかの社会貢献ができるということで購買する。例えばサステナビリティに寄与できる、資源の破壊を防いでいるとか、原産地の人たちの生活が多少良くなるとか、という社会貢献性が好まれると思う。
7月には大手の問屋さんが展示会を行っていましたが、それをみると、サステナビリティに関する商品、あるいはサステナビリティを考えている商品、グリーンハーベストと言いますが、生産国の人たちが豊かになるような商品群が多く出てきていました。さらに海洋汚染を食い止めるため、パッケージをプラスチックから紙に替えるという商品も出てきてます。
スーパーマ−ケットの一番の使命はモノを安く売るということですが、それではレッドオーシャン化から逃れられないので、2番目、3番目の品質、価値が高く、社会貢献に繋がるような商品を販売していく。これから秋に向けてそうしたマーチャンダイジングの組み立てをされたら良いと思います。
冷凍食品で外食とのコラボ
冷凍食品でも高齢者向けに低カロリーの商品も出てきていました。面白いのはデニーズなど外食チェーンのメニューの冷凍食品も出てきています。以前は大阪王将くらいでしたが、お客様にとっても、おうちで時短を兼ねて美味しいものを食べたいという時にはこうした外食チェーンの冷食もいいかもしれない。外食もコロナ禍で客数が減りメーカーでの製造能力が余ってきているのでスーパーでも冷食として扱い易くなってきているのかもしれません。
お客様も買物の楽しさを味わいたいと思われているので、そうした商品の品揃えも考えながら主戦場でいかに戦うかだと思います。
このように商品の傾向がアフターコロナに向けて変化してきています。その変化をうまくとらえてチャンスとして商品の見直しを行うことが大切です。
また、電気料金の値上げは続くと思われるので、コスト面では電力の倹約、マンアワーのコントロールも継続的に行うことが大事と考えています。