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理事長コラム

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200坪強の40年店舗を全面改装したエコスTAIRAYA月吉店を活性化のヒントに

 コロナ感染は10月に入り、急速に感染者数が減ってきています。そのまま収束していくのかはわかりませんが、少なくとも11月〜12月は緩やかに人が出てくると思われます。
 年末に、帰省する人はそんなに多くは無いと思われますが、正月は去年より多めのグループで集まって、お正月を楽しむようなことはするのではないかと思います。
 従って、去年とは違って、販売単位なども工夫が必要になるでしょうし、リベンジ消費と言われているように、ちょっと良いもの、ちょっと贅沢なものを食べたいという傾向も出てくるでしょうから、そうしたことを意識しながら年末商戦を計画されたらいいのではないかと思います。
 ただ、年内に売切るくらいの量で考えないとロスが出るので、その辺の兼ね合いに難しさがありますが、年末商戦だけにかけるのではなくて、今から少しずつ売り込んでお客様の支持を集めて、その結果として年末商戦を迎えると考えて、毎日の商売を大切にして頂きたいと思います。
 また、気温が下がってきますので、コロナだけでなくインフルエンザも気になってきます。コロナで1年半培ってきた衛生意識をこれまで以上に保って行けば、去年のインフルエンザ並みの流行に持って行けるのではないでしょうか。年末商戦を控え、くれぐれも健康にはご留意頂くようお願いします。

狭い店でも回遊性を高める工夫
 9月28日にエコスTAIRAYA月吉店が全面リニューアルして開店しました。川越市内にある店で40年前に開店していて、30年前からエコスの店舗として営業していた、かなり古い店舗です。売場面積は211坪。売場面積はそのままで、駐車場を21台から37台に広げ、エコスの最新MDを導入して改装しました。
 この規模は加盟企業様の店に近く、改装の方法とか、改装の効果、などが参考になると思います。
 店のコンセプトは生鮮の専門店化と、グロサリー等のEDLP販売。チラシに頼らない店づくりをしようというものです。
 改装後は改装前の年商6億円から、8.5億円と1.4倍強を計画しています。開店後1か月でかなり成功していますので、加盟企業の皆様も是非、見学されて自らの目で見て感じて頂くのが一番良いのではないかと思います。
 セルコレポートの今号でも紹介しています(本紙18頁「新店情報」)が、見学なさりたい方はセルコ本部にご連絡頂ければアレンジしたいと考えています。
 店は外から見るのと、バックグランドから見るのとありますが、幸い仲間の店舗は表からだけでなく裏からも見られるというメリットがあります。ただ、裏を支えるシステムというのは会社の規模によっても違いますから、自社ではどこまでを目標にすればよいのかが分かるのですごく勉強になると思います。
 狭い店ながら、主通路を確保するため、レジ前に什器を置かないとか、入ってすぐの青果の平台は縦置きにするような工夫をしています。
 狭い店でも品揃えを確保するための、商品の絞り込み方も参考になります。今のお客様のニーズは満たさないといけない中で絞り込みがポイントになります。例えば干物は冷凍のみにするとか、魚卵・珍味を絞り込むとか、要望の多い国産を際立たせるとか、簡便などをポイントに揃えています。また、生鮮を強化しているので、雑貨はゴンドラ1本に絞り込んでいます。
 惣菜は家飲みでおかずが欲しいという需要に応えるために相当の強化を200坪の中で行っています。そうした点は実際にご覧になった方が宜しいかと思います。
 今のお客様は環境問題に非常に興味を持っておられるので、ただ、安いだけではなかなか魅力を感じてもらえない。この店では照明をLED化されているとか、リーチインで冷気を外に出さず省エネ化しているとか、トレーも随分、配慮しています。トレーはリサイクルしやすいように精肉では全て白色のトレーにしている。会社としてコストを下げると同時に環境に良いというアピールができる。
 鮮魚では刺身につまを入れないパックにしていて、省力化になり、無駄なゴミも出さないという意味でも勉強になります。
 元気の良い最新店を見るのも重要ですが、リニューアルを地道にやって地域のお客様のニーズを満たして売上を上げていく。こうした情報は加盟社同志でないと得られないので是非、ご覧になることをお奨めします。